• 検索結果がありません。

【愛知銀行】見通し変更:A /安定的→ネガティブ ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 17d0965 1

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "【愛知銀行】見通し変更:A /安定的→ネガティブ ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 17d0965 1"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1/2

https://www.jcr.co.jp/

1 7 - D- 0 9 6 5

2 0 1 8 年 2 月 1 6 日

株式会社日本格付研究所(JCR)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

株式会社愛知銀行

(証券コード:8527)

【見通し変更】

長期発行体格付 A+

格付の見通し 安定的 → ネガティブ

■格付事由

(1) 名古屋市に本店を置く資金量 2.8兆円の第二地方銀行。堅実経営を経営理念としており、設立以来赤字を 計上したことがない。格付には、ビジネスチャンスが豊富な地域で構築された一定の事業基盤、与信費用

の抑制を支える慎重な与信運営と小口分散の効いた貸出金、各種リスクとの対比で厚みのある自己資本な

どを反映している。資産の健全性が保たれており、JCR が中核的と評価する資本の水準は格付 A レンジ の地域銀行の中でも高いが、基礎的な収益力が、超低金利環境と厳しい競合などを背景に長期的に大きく

低下してきた。収益力は他の地域銀行と比べても低く、その低下傾向は足元でも続いている。このため、

格付の見通しを「ネガティブ」へ変更した。

(2) 愛知県は全国有数の金融激戦地区であり、当行の貸出金利回りは、比較的厚い利ざやを確保しやすい中小 企業向け貸出のウェイトが高い割には低い。役務関連の収益貢献も小さく、ROA(コア業務純益ベース、

年換算)は、市況変動の影響を受けやすい投信解約益を除いたベースで 17/3 期に 0.1%台前半まで低下 した。中小企業向け貸出と住宅ローンの残高が堅調に伸びているものの、残高増に伴う収益へのプラスの

効果は、利回りの低下で打ち消されている。個人向け金融商品の販売が回復し、また各種手数料の見直し

などを通じて、役務利益は足元増益となっているが、利益の下支え効果は小さい。当行は渉外体制や本部

組織の見直しなどにより営業力を強化し中小企業との取引拡大などに注力している。JCRは、一連の施策

を通じて収益力の改善を図れるかに注目していく。

(3) ローンポートフォリオは、中小企業向けが残高全体の約6割、住宅ローンが約3割と小口分散が効いてい る。金融再生法開示債権比率は 17年12 月末で2.1%。中小企業向け貸出が多い割には問題のない水準に あり保全も厚い。特定の先への与信集中は抑えられており、業況が懸念される大口融資先も少ない。与信

費用は長期にわたり、貸出残高対比、低水準で推移している。今後も多額となるリスクは小さい。

(4) 預証率は約4割と高い。外貨の金利リスクを内包する外債型の投資信託を多く保有しているが、こうした 商品の価格変動リスクに関しては、機動的な銘柄の入替、投資対象先の通貨分散、ベア型ファンドの購入

などによりコントロールされている。保有株式を中心とした評価益も潤沢にあり、市場部門全体のリスク

は管理可能なレベルにあるとJCRはみている。

(5) 自己資本の充実度は高い。連結コア資本比率は 17 年 12 月末で 11.4%。一般貸倒引当金や土地再評価差 額金などを控除したベースでもほぼ同水準を確保している。貸出増などを背景にリスク・アセットの拡大

が続く中でも、内部留保の蓄積を通じて、比較的高い資本水準を維持していくことは可能と JCR はみて いる。

(担当)加藤 厚・木谷 道哉

■格付対象

発行体:株式会社愛知銀行

【見通し変更】

対象 格付 見通し

(2)

2/2

https://www.jcr.co.jp/

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2018年2月13日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:松村 省三

主任格付アナリスト:加藤 厚

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、JCR のホームページ(https://www.jcr.co.jp/)の「格付関連情報」に「信用格付の

種類と記号の定義」(2014年1月6日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、JCR のホームページ(https://www.jcr.co.jp/)の「格付関連情報」に、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014年11月7日)、「銀行等」(2014年5月8日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 株式会社愛知銀行

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての JCR の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、JCR が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・格付関係者が提供した監査済財務諸表

・格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

JCR は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. JCRに対して直近1年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、JCRが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、JCRは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、 的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、JCRは、当該情報の誤り、遺漏、また は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。JCRは、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、 金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因 のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、JCRの格付は意見の表明であ って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも のでもありません。JCRの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として 発行体より手数料をいただいて行っております。JCRの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、JCRが保有しています。JCRの格付データ を含め、本文書の一部または全部を問わず、JCRに無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NRSRO 登録状況

JCRは、米国証券取引委員会の定めるNRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の5つの信用格付クラスのうち、以下の4クラス に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g-7(a)

項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJCRのホームページ(https://www.jcr.co.jp/en/)に掲載されるニュースリリースに添付しています。 ■本件に関するお問い合わせ先

参照

関連したドキュメント

れていた事から︑愛知県甲種医学校で使用したと見ら 第二篇骨学︑甲︑﹁頭蓋腔﹂には次の様に記載され

 本研究所は、いくつかの出版活動を行っている。「Publications of RIMS」

~農業の景況、新型コロナウイルス感染症拡大による影響

当社は、お客様が本サイトを通じて取得された個人情報(個人情報とは、個人に関する情報

本研究成果は、9 月 14 日付の「 Journal of the American Chemical Society 」にオンライ ン掲載され、Supplementary Cover に選出された。.

事業所や事業者の氏名・所在地等に変更があった場合、変更があった日から 30 日以内に書面での

※ 2 既に提出しており、記載内容に変更がない場合は添付不要

 そこで,今回はさらに,日本銀行の金融政策変更に合わせて期間を以下 のサブ・ピリオドに分けた分析を試みた。量的緩和政策解除 (2006年3月